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たくさん食べて、それを吐き戻すという行動を繰り返すものを「過食嘔吐」と呼びます。昔からあったものと思われます。文献などにある狐憑きなどというものは、この症状であるように思います。(差別的ですし摂食障害を抱えている方には非常に心が傷つく表現ですので、摂食障害の方に狐憑きなどという言葉は使わないで下さいね。)最近、この過食嘔吐のクライエントさんが増えてきたなという印象を持っています。比率は圧倒的に、女性が多いです。
また、やたらと食べたくて、普通の摂取量とはとても言えないような量をどんどん食べてしまう「過食期」と、食べ物を見るのも嫌、食欲不振、食事が苦痛などの「拒食期」を定期的に繰り返すというケースもあります。過食期に嘔吐をせず、拒食期にのみ嘔吐が起こる場合など、人それぞれに症状の組み合わせが違います。しかし、ごく普通に普通の量を美味しく食べて満腹感を楽しめないならば、それはなんらかの摂食異常が起こっているかも知れません。
何か辛いことがあれば、誰でも食欲がなくなって、しょんぼりしてしまうものです。しかし、それが何日も何週間も続くようなら、これにはこころの手当てが必要です。食欲がないという事は、生物が生きる事から目を背けているという事で、放置したり、軽視したりしてはいけません。こころの手当てをして、生きる力に刺激を与える事が必要です。そうすれば心は元からもっている回復力を発揮して、体の傷と同じように、自分の心の傷を少しづつ治して行きます。
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