摂食障害(拒食・過食・嘔吐・薬物乱用)/多食症(強迫性障害)


大量に食べる

食べたものを吐く

食べたくない日が続く

食べる事が怖い

痩せたい

太ることが怖い

食べると気持ち悪い

食べ物の事を忘れられない

下剤を飲む

摂食障害は、正常に食べ物の摂取が出来なくなる症状で、圧倒的に若い女性に多い症状です。単に食べ過ぎる、食べられないというだけでなく、食べ物そのものを見るのが嫌になったり、逆に目に付く全ての食べ物を食べたくなったり、という具合に食欲求に異常をきたします。

過食は、健康な大人が普通に食べる量の数倍を一度に摂取するものです。ポテトチップスを3袋、アンパン5個、ジュースを2リットル、弁当を3個などの量を、食べつくすまで食べます。大量に食べた後、太ることを恐れたり自己嫌悪から吐き戻したり、あるいは下剤を大量に飲むなどの行動をとります。

拒食で特徴的なのは、どれほどがりがりにやせ細っていても「自分は痩せている」とは認識しないことです。自分を客観視できないので、治療を拒むケースも多く、そのために死亡する場合もあります。拒食の致死率はガンの死亡率に匹敵します。

「痩せていることは美しい」という現代社会特有の美意識に影響され、ダイエットを繰り返した事がきっかけで摂食障害になる場合もあります。これらは、もともと自分自身を肯定する気持ちが確立されておらず、また両親などから「太っているのはみっともない」といったメッセージを受けて、「愛されるためには(自分を肯定するには)痩せていなければならない」という条件付けをしているために起こります。

成人女性が発症している場合、かなり深刻な状態になっていても、残念ながら周囲の人が気づくことは少なく、本人にも異常行動である意識が少ないか、太ることへの恐怖心が強い為に、やっと受診した時には症状がかなり進んでいる事が多いのも特徴です。

体への影響が大きい為、内科医と連動して治療にあたります。放置すると極度の栄養不足からホルモン異常など、卵巣機能にも影響を及ぼし不妊の原因にもなります。

また、摂食障害を治せるのは、カウンセリングだけであると言われています。

最近では、小学校高学年に初めて発症する事が多くなっていますが、親に危機感がない為に「うちの子は食が細くて」とか「ちょっとやせていますけど」などとのん気に構えていますが、相談した時には即時強制的に入院が必要というケースも少なくありません。

小学校高学年の子供の体重が30キロを切っているのに放置すると致死率はガンと同じくらい高くなります。

一度発症すると何度でも再発します。発見、自覚し次第、カウンセリングで根治すべき症状です。

主に用いる心理療法:交流分析・再決断療法・ゲシュタルト療法

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